性器ヘルペス
性器ヘルペス、略してGHと呼ばれるこの症状は、性的な接触でヘルペスウィルスに感染する、性行為感染症の一つで、主に若い女性に多くみられます。
原因は、単純ヘルペスウィルス2型というウィルスです。
単純ヘルペスには、唇周辺に出来る口唇ヘルペスもありますが、こちらの口唇ヘルペスは1型で、性器ヘルペスとは少し違います。
ヘルペスウィルスは1ミリの1万分の1という微小なウィルスで、自分では繁殖できないため人間の神経系に住み着き、そこから自分のコピーを作り出して感染を広げていくという厄介な特徴です。
体内の神経系に住み着いたヘルペスウィルスは、疲労や発熱、ストレスなどあるきっかけでウィルスのコピーを作り始め、神経を伝って皮膚までたどり着き赤いブツブツや水疱となります。
ヘルペスウィルスの初感染では、感染後4~10日の潜伏期間をおいて発症します。
38度以上の発熱が見られる事もあります。
性器や肛門周辺に痛かゆい感じがして、しだいに水泡ができて、それがつぶれてただれたような潰瘍がたくさん出来ます。女性の場合は排尿する時にかなりの痛みを感じることもあります。
ほおっておいて3週間くらいすれば治りますが、専門医で適切な治療を受ければ1週間で良くなりますので恥ずかしがらずに専門医に見せることをお薦めします。
その後、治ってもウィルスは神経系に潜んでいますから、疲労やストレスでまた再発しますが初感染に比べて症状はやや軽いことが多いようです。
ヘルペスは、一度感染してしまうと一生付き合うと思ってもいい感染症です。
日常生活に工夫をして疲労に気をつけつとともに、パートナーにもヘルペスであることを報告し、症状が出ているときはセックスをしないことや、症状が出ていなくてもコンドームをつけるような工夫をすると良いでしょう。